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Matt Price, HARRISON INTERVIEW
 縄跳び女の子ジャケも魅力的、儚くて蒼くて美しいネオアコ名曲7インチ「THERE'S NO REFRAIN」を1984年にリリースしていたHARRISONが、自主で『DEMOS & RARITIES VOL.1 & 2』を発表。25曲もの未発表曲が約20年の歳月を経て陽の目を見ることになりました。ジャジー〜ファンカラティーナ〜ソウルの魅力を放った、素晴らしいナンバーばかりで感激!フロントマンのMatt Priceへインタヴューしました。

http://www.myspace.com/harrisonuk1984

■バンドHARRISONを結成したいきさつ&きっかけを教えて下さい。
Matt Price(以下 M):1984年からスタートした。僕とギタリストのMick Adamsのデュオだったものが拡がって。

■バンド名をHARRISONとしたのは何故ですか?
M:当時『RAIDERS OF THE LOST ARK』という映画の宣伝をやっていた。『INDIANA JONES』でのクールなキャラのHarrison Fordが好きだったので、彼の名前が浮かんで、バンド名に良いかなと思ったので。

■(THE SMITHSを真似しているのかと思った…)80年代からずっと英国やヨーロッパのインディ・バンドに興味があります。80年代初期に何を聴いていましたか?私はDURAN DURAN、CULTURE CLUB、DEPEHE MODE、NEW ORDER、THE SMITHS、AZTEC CAMERA、BODINESなどを当時MTVやラジオで見つけて衝撃が走って聴き始めたのですが…。
M:当時、僕は(David)Bowieが大好きだった、初期の『HUNKY DORY』『ZIGGY』『ALADDIN SANE』あたりが特に。同時に、THE SMITHS、ORANGE JUICE、PALE FOUNTAINS、ジャジーなUKもの…RIP RIG AND PANIC、PINSKY ZOO、PIGBAGなども好きだったし、BE-POPなJOHN COLTRANE、LEE MORGAN、ART TATUMなんかも…あとは、BACH、SCHUBERT、MOZARTといったクラシカルなものも。」

■USでの80年代前半の“BRITISH INVASION”については、どう思っていましたか?
M「1960年代からイギリス人はいつも素晴らしいロック・アンド・ポップ・ミュージックを作って来たと思うので…この言葉の意味することが判らない。80年代は、その過程の一部に過ぎない。多分、ポピュラー・ミュージックの最も素晴らしかった10年といったら、70年代だったんじゃないかな。とても、重要で、オリジナルで。」



■当時、どんなバンドと一緒に演奏していましたか?
M「当時のUKシングル・チャートに入っていたKINGとか。だけど僕達は、もっと小さいギグでのヘッドライナーだった。」

■HARRISONにとって最も重要なバンドは何でしたか?
M「主要な影響を受けたバンドは居なかった。影響は何時だって至る所に存在している、幼少の頃の、然程たいしたこと無い曲にでさえも、ね!」

■90年代初期の“MANCHESTER MOVEMENT”については、どう思っていましたか?STONE ROSES、THE CHARLATANS、TOP、MOCK TURTLES、CHAPTERHOUSE、RIDEなどなど、色んな面白いバンドが出現していました。
M「イギリスの音楽が世界に知られる素晴らしい時期だった。70年代にブリティッシュ・ロックの旗を掲げていた以上に、彼らはやってくれたね。」

■1984年に「THERE'S NO REFRAIN」をリリースしましたね。これが素晴らしく美しい曲で、あなたの歌声も、とてもエレガントでソウルフルですね!あなたにとって、HARRISONが初めてのバンドだったのですか?
M「1977年に学生だった頃、4人組のプログレッシヴ・ロック・バンドをやっていた!皆が僕の歌声を好きだって言ってくれて嬉しい。僕にとっては、ただサウンドの一部だと思っている、好きか嫌いか別として。僕はいつだって、他のシンガーのほうが上手だと思っている。」

■『DEMOS & RARITIES VOL.1 & 2』素晴らしい曲がいっぱいでサイコーです&ヘビロテです。ジャズやファンカラティーナの影響が感じられますが?
M「さっきも述べたようにジャズを沢山聴いていた。1981年に買ったSTAN GETZ AND CHARLIE BYRDの『JAZZ SAMBA』アルバムは僕にとって特別な作品。BE-POPとラテンがブレンドされていて美しくて、本当に素晴らしい!」



■ORANGE JUICEやAZTEC CAMEAといった80年代スコティッシュ・インディには影響を受けましたか?
M「当時、大好きだったよ。」

■STYLE COUNCILのような楽曲も聴けますが、ソウルやモッド・ポップは好きですか?
M「STYLE COUNCILのファンでは無いけれど、PAUL WELLERのソングライティングは才能があると思う。」

■あなたの歌には、コンセプトみたいなものはありますか?歌を通して最も言いたい事は何ですか?
M「80年代を振り返ってみると、片思いの恋についていっぱい歌っていた。僕の主なテーマはそれだった。と同時に、環境問題や、日常生活に於ける大きな企業支配に対抗するような、政治的な歌詞もいくつか書いていた。」

■イングランドのミッドランズ出身だそうですが、どんな街ですか?
M「当時HARRISONはLEICESTERのHINCKLEYに住んでいた、素晴らしい街だった。今は、シェイクスピアが生まれ育ったSTRATFORD-UPON-AVONに住んでいる。川が流れていて田舎風景が広がるラヴリー・タウン。」

■今のブリティッシュ・インディ・バンドは聴いていますか?あなたの現在のお気に入りバンドを教えて下さい。
M「インディは聴いていない。何年もの歳月を経て僕のスタイルは発展し変わった。でも僕はいつだって、今までに聴いたこともないような音楽を見つけている。最近は、うっとりするぐらい華麗な、NICK DRAKEの素晴らしさを発見した。」

■最後に、日本のファンへメッセージをお願いします!
M「HARRISONを見つけてくれて、エンジョイしてくれた、日本の皆様にありがとうと言いたい。嬉しい驚きだったし、これからもそうあり続けるだろう。今、僕達の曲が、みんなに喜びを与えているなんて、素晴らしいことだ。ずっと忘れないよ、本当にありがとう、これは僕にとって多くをもたらす出来事。HARRISONが解散してから、1985〜86年にかけてギタリストのMick Adamsと一緒にレコーディングした曲がいっぱいあるので、好きになってくれる人達がいたら、興味がある方は連絡を下さい:
email: matt@riverhead.co.uk

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